婚活と職業病 その④
こんにちは。
こんなときでも婚活中の私です。
おいおい、と言われそうですが、デートはもちろんオンラインです。
新しい時代の到来です。
とはいえ、こんな私も前向きにオンラインデートに取り組むことができるようになるまで
一時期かなり凹んでおりました。
オンラインデートを活用しながら、少しずつ事態が収束するのを待ち、無事に結婚まで辿り着けたとして
しばらくは結婚式を挙げることなんてできないだろうな…
既婚の後輩やバツイチの先輩からご祝儀をたんまりもらって結婚式を挙げる構想だったのに…
大泉洋似の社長が涙する姿までばっちりイメージできていたのに…
もはやライフワークと化している婚活の集大成として挙げるはずの結婚式ができないなんて
私は一体何のために生きているんだ…
あれ、そもそもなんで結婚したいんだっけ…?
自粛期間中に、料理やら裁縫やらDIYやら、常時手先を動かしながら考え続け
一周回ってやっぱり結婚したい、という原点まで戻ってこられましたが、その度に
「あぁ、でも結婚式は挙げられないんだよな」と、式場予約していた花嫁さながらに落ち込んでいました。
そんなある日、掃除をしながらなんとなく流していたテレビから
救いの手を差し伸べるかのようなニュースが飛び込んできました。
『オンライン結婚式』です。
ウェディング業界の皆様、やってくれると信じていましたよ。
既に行なっているカップルもいるそうですが、簡単にご説明すると
基本的には新郎新婦のみが実際の会場で通常通りの挙式・披露宴を行い
ゲストは自宅などからオンラインで参列。
2人が誓っている姿もケーキカットしている姿もすべてリアルタイムに見ることができます。
オンラインだから、遠方の友人や移動が大変なおじいちゃんおばあちゃんも参加しやすい。
実際にニュースで流れた式の様子を見ると、ゲストの服装もカジュアルで
小さい子どもやペットも一緒に気軽に参加できる。
しかも、場合によっては費用が通常の1/10程度で済むとか。
素晴らしい。
これぞ新しい時代の結婚式ですね。
カメラの前で号泣する社長の姿が目に浮かびます。
もう結婚式が挙げられないかもしれないと思ったときは
谷底まで突き落とされたような気分でしたが、とても勇気付けられました。
そして、結婚式以前に相手を探さなければいけないという事実を再認識することができました。
今の事態はもちろん早く終息してほしいですが
できれば普通に結婚式が挙げられるようになる前に結婚したいなぁ
となんだか矛盾した気持ちを抱えながら、再び本腰を入れてオンライン婚活に勤しみたいと思います。