ちょっと怖かった香川旅行2024
年末、香川へ行ってきました。
大学1年生の頃、まったく同じメンバーで香川へ行ったことがありまして、
久しぶりに思い出の地を巡ろうということに。
当時は深夜のフェリーで向かい、早朝に到着してから、
レンタサイクルにて爆走。うどん屋を5件はしごしました。
若者の体力、こわっ。
「うどんしか食べるべからず」という謎の縛りを設けた旅だったのですが、
終盤きつくなり、カレーうどんやセットの天丼を頼む者が出始め、
それはアリなのかと物議を醸す、そんな旅でした。
しかし、それはもう10年も前の話。
すっかりおじさんになった我々にそんな遊び方はできません。
さくっと1件うどんを食べ、お土産を買い、あとは宿でゆっくりすることに。
民泊的な宿だったので、食事は自分たちで用意する必要がありました。
せっかくなので、地元のお店で食材を調達し、鍋でも作ろうかということに。
宿の最寄りにあったのは、
食料品から服から雑貨から、何でも売っている商店でした。
古びた建物で、まるで昭和で時が止まったかのようなビジュアル。
外壁の「スーパー」の文字は一部剝がれ落ち、
「スーノ゜ー」になっていました。
廃墟感満載でちょっとこわっ。
「なんかわからんけど、バイオハザードみたいやな」と失礼なコメントをする友人。
入店してみると、出迎えてくれたのは、
見た目そっくりなおばちゃんA・B。
どうぶつの森で言うところの、
「まめきち」と「つぶきち」みたいでした。
引用元:https://www.nintendo.com/jp/hardware/amiibo/lineup/ajaq/index.html
かわいい。
しかし、まず肉売り場へ向かってみると、そこにあったのは
見たことないくらい血まみれのお肉。
やっぱりこわっ。
トレイの底がドリップでタプタプ。
先ほどのバイオハザード発言は、当たらずも遠からずな空気が流れます。
鍋を作ることを伝えると、まめきち曰く、
若鶏ではなく、「親鶏」で作るのがおすすめとのこと。
「歯ごたえあって美味しいわよ~!どう食べてもイケるから!」と、
間髪入れずに会話に入ってくるつぶきち。
せっかくならそれを頂こう!と手に取ると、「デンマーク産」との表記。
あっ。そのおすすめのされ方で、地元産じゃないことあるんだ。
その他食材もカゴに入れ、お会計へ。
すると、「あらっ、そうだ!ちょっと待ってね~」と言いながら、
まめきちが奥の部屋へと消えていき、、、
「これ、おまけでつけちゃうわ!」と、えのきを2袋持って戻ってきました。
うわぁ、ありがとうございます~!と喜んでいると、
つぶきちがものすごい形相で止めに入ります。
「あんた、ちょ、待ちぃ!!」
「辞めときぃ!そんな痛んでるえのき…ゴニョゴニョ」
えっ?
今、なんか痛んでるえのきって聞こえたような…?
「でもせっかくやし…」と引かないまめきち。
結局、まめきちのゴリ押しで、えのき2袋がおまけされることになりました。
このえのき、こわっ。
見た目は普通だったので、ありがたく頂きましたが、
実はえのきっぽい毒キノコだったらどうしよ。
次回のブログにて生存報告したいと思います。