呪いの言葉しか出てこない
おかげさまで、この春、小学校へ入学した息子。
少し学校に慣れてきたので、先日宿題がスタートしました。
事前に学校から配布された、親向けのプリントには、
宿題をみてあげる際には、また頑張ろう!と思えるような、
「やる気を出すための声掛け」をお願いしますという文言が。
よし!はじめての宿題!
とにかく、何でもいいから良いところを見つけて褒めてあげよう!
と思いのぞんだ、宿題1日目。
■国語
ひらがなの練習
「う、え、く、つ、し、た、は、ち、な」をつかって、
自分で好きな言葉を考えてノートに書いてください。
はえ
はえ
はえ
はえ
はえ
はえ
はえ
はえ
どんだけ書くねん。ハエめっちゃ飛んでるやん!
えちー!
最近どこからか覚えてきた、エッチー!という言葉らしい。
問題の中に、もっと良い感じの言葉がいっぱいあるやんか。
上、くつ下、ハチ、花とかさ。
言葉のチョイス微妙やけど、、
とりあえず頑張って書いたことを褒めることに。
■音読
息子:「何を読んでくるか、先生言ってなかったよ!」
そんなわけあるかいな!!
とりあえず、適当に教科書を開くも、
結局どのページを読むのかわからんまま終了。
■算数
【問題】あてはまる○に色を塗りましょう!
わたし:「やってないやんか!」
息子:「やったわ!!」
よく見ると、○の中に小さくて薄い点が書かれています。
見えへん!もっと豪快に塗ってくれー!
でもとりあえず、答えは合っているので褒めとこうかな。
(無理に)褒めるところを見つけて、子供のやる気を促しましょう!
という親への宿題、ほんまにやめてほしいな・・・。
これだけ読むと、
入学したばかりやし、もっと大らかな気持ちで見守ってあげては?
と思われるかもしれませんが・・・
入学して2週間と少し。
驚異の週4~5日ペースで、忘れ物をくり返している息子。
なので親の私も、いち往復30~40分の朝夕の送り迎え
+ もう1回学校&学童保育へ出向き、
どこに忘れたかもわからぬ忘れ物(何個も)を、
先生方と一緒に、先生方に謝りながら探しまわる日々を送っています。
そして、この忘れ物探しから帰宅後、
この「褒める」という宿題に立ち向かっているのですが、
その時には、もう褒め言葉が思いつかないコンディションに。
やりなさい!と命令したり、テレビ禁止にする!と怖がらせたり、
時には、宿題をやらないまま遊んでいて楽しい?と
皮肉のような言葉をかけてしまったり・・・
良くないとわかっている、いわゆる子供にかけてはいけない「呪いの言葉」
というものをはどんどん出てくるのに、
「褒め言葉」のバリエーション・頻度を増やすことは本当に難しい・・・!
いま漠然と、頭に「前途多難」という言葉が浮かんでいます。