父、定年退職
3月に父が定年退職を迎えました。
再雇用でもう少しだけ働くそうですが、お疲れ様の気持ちを込めて、Apple Watchをプレゼントしました。
最近はYouTubeでApple Watchの使い方講座を見て、色々カスタマイズしているそうです。
凝り性ですね…。
こんな風にハマりやすいというか、極めたい性格なのは昔からで、色々なものに手を出してきた父でした。
例えば、
①熱帯魚
私が小学生の頃、川で拾ってきたグッピーをきっかけに、なぜか父がハマってしまいました。
水草のレイアウトにまでこだわって、週末は一緒に熱帯魚ショップに通いました。
②カクテル作り
きっかけは不明です。
誰に振る舞うわけでもありませんが、バーテンダーが使うような、
あのシルバーのシェイカーなどを買い揃え、様々なお酒の瓶がキッチンに並んでいました。
③ボウリング
祖父に誘われて始めていた気がしますが、これまた父の方がハマってしまい、
プロテクターやらボウルを揃え、指穴の調整まで自分でしていました、
④ロードバイク
きっかけは分かりませんが、いつの間にか父の部屋に、やたらタイヤの細い自転車がありました。
まあ格好から入るタイプなので、あの特徴的な、ピタっとした専用のウェアと、ヘルメットやらを買い揃えていました。
最終的には、ウェアから出る足も綺麗にみせたいとのことで、メンズ脱毛まで通っていましたね。こだわり強めです。
⑤筋トレ
夏にノースリーブを着ることを目標に、上腕なんちゃら筋を鍛えているそうです。
サンオイルを塗り、ベランダで日光浴をするんだと意気揚々でした。
あ、ホワイトニングもしたいって言っていた気がします。一体何を目指しているのでしょうか。
母はあまりあれこれ言うタイプではない(もしくは言うのを諦めている?)ので、
静かに父を見守った結果、こうなっちゃった感じです。
5年後の再雇用終了後、いよいよ時間に余裕ができた時、一体父は何にハマっているのでしょうか。
テレビでよく見る、リタイア後の男性にありがちな、そば打ち×古民家カフェを開業したいと言い出したらどうしようかと、少し心配している私です。