世直しをする人達
先日、彼氏と外食に行った時のことです。
もつ鍋が名物のお店だけど、もつ鍋だけでお腹一杯にはなりたくないから、
一人前だけ注文して、他にも色々食べようということになりました。
メニューを見ながら、あれもこれもと注文し、最後に「もつ鍋1人前」と伝えたところ、「
2人前からのご注文になります」とのこと。じゃあ鍋は今度にしようということで、注文は終了。
しかし、店員さんが奥に引っ込んだのを見て、彼が一言。
「もつ鍋1人前が出来ないのが納得いかない。理由が知りたい。」
おっとっと、面倒くさいことになってきました。
私「一人前では割に合わないんでしょ。2人前からっていうルールにしてるんじゃない?」
彼「いや、もしそういうルールであっても、
経営者は、マニュアルやルールでガチガチな接客を望んでいると思う?
ここで現場が臨機応変に対応出来るかどうかがこの店が人気店になる分かれ道だとしたら、
せめて厨房に戻って相談するとか、そういう姿勢が大切だと思う。」
私「おっしゃる通りだし、言ってることは分かるよ。
でも、この店が人気店になるかどうか知ったこっちゃないし、
私はただご飯を食べに来ただけ。これは仕事じゃないでしょ。」
彼「自分に関係ないから見て見ぬふりか?これは世直しやねん。」
手強い。マジで面倒くさい…。と思っていた矢先、
「すみませ~ん」と手を挙げ、店員を呼び、「念のため」と枕詞を置いて、
厨房に確認しに行くよう促しました。ほどなくして戻ってきた店員さんが、
無表情で一言。
「2人前からのご注文になります」
こっちも手強い!!
せめて申し訳なさそうに言ってくれれば、響いた感じが出るのに…。
それ以上何も言うなという私の鋭い視線を感じたのか、
彼の世直し活動はそこで終了しましたが、
このブログを書きながら、そういえば、身近にもう一人いたなぁと思っていたら、
社長の西口も同類でした。