警視庁・捜査一課長
今年の春ドラマの話です。
大人気俳優が出演しているドラマや、話題作がある中、
私のイチオシは、何と言っても「警視庁・捜査一課長」です。
今回の放送で、シーズン6と六回目の放送ですが、
私は昨年のシーズン5をたまたま観てからハマってしまい、今回のシーズン6を心待ちにしていました。
内藤剛志さんが演じる、大岩純一捜査第一課長が主役の刑事ドラマなのですが、
刑事ドラマというよりは、私は「壮大なコント番組」として、このドラマを楽しんでいます。
物語は、大岩捜査一課長が事件を知らせる電話を受ける場面からスタートします。
過去の「ご遺体発見シリーズ」を以下抜粋して紹介します。
「何?ワサビ入りのシュークリームを握ったご遺体が?」
「何?着物でぐるぐる巻きにされたご遺体?」
「何?ご遺体がめちゃくちゃ歩いた?」
「何?ご遺体がクイズを出題している?」
「何?時代の最先端から来たご遺体?」
「何?ナポリタンをつかんだご遺体?」
冒頭から完全にふざけています。
捜査は、斉藤由貴さん演じる、平井刑事(通称:大福)の直感を中心に進んでいきます。
平井刑事は、協調性もなく、単独行動をしてしまうのですが、
毎回、大岩捜査一課長の「大福の感は特別だ」というセリフで許され、大福のおかげで核心に近付きます。
が、犯人はそんな簡単に見つかりません。
ここで、大岩一課長の上司である、本田博太郎さん演じる笹川刑事部長の出番です。
毎回、訳の分からないコスプレ姿で登場し、大岩捜査一課長を激励し、
時には捜査のヒントを与えたり、与えなかったり。
この、変なコスプレ姿で現れる上司に、笑いもせず、真面目に対応する大岩捜査一課長。
この笹川刑事部長の出番が、このドラマの山場だったりします。
完全にふざけています。
難航している捜査の合間に、大岩捜査一課長は、家に帰り、愛猫のビビに束の間癒されます。
そのビビの何気ない行動に、事件解決のヒントを得た大岩捜査一課長。
大岩捜査一課長は、再度、捜査員を集めて喝をいれます。
「必ず、ホシを挙げる!」
「ふぁい!」
そうして捜査は一気に進展します。
そして解決します。
いやー、緊迫しましたね。
このドラマには、刑事役でナイツの塙さんも出演されています。
塙さんの棒読みのような演技も話題になっているようです。
また、ナイツの土屋さんも、警視庁サイバー事件対策室担当の役で出演していますが、役名は「谷保健作」。
ヤホーで検索ですね。
完全にふざけています。
刑事ドラマだけど、ハラハラドキドキは一切ありません。
謎解きもありません。
でも、面白いです。
シーズン6が、もうすぐ終わってしまうのが、残念です。
シーズン7が、早くも待ち遠しいです。
かつての「水戸黄門」のように、シーズン10,20と続いてほしいと願っています。
そして、ずっと、ふざけていて欲しいです。