2年間の変化
年末年始、2年ぶりに帰省しました。
たった2年、されど2年。
ずっと変わらないでほしかったものが変化してしまい、
時の経過を受け止めることで必死だった私の年末年始をダイジェストでお伝えします。
『姪っ子が大人になってしまった』
なんでしょうか、あの落ち着きは。
お願いですから、もっとわがままを言っておばさんを困らせてください。
もはやお年玉以外でのテンションの上げ方がわかりません。
『遊び人のシンジ君がモテなくなっていた』
高校時代からの親友シンジ君。
数々の女性と浮き名を流し、独身貴族を貫いてきたシンジ君が、
40歳を境にぱったりとモテなくなったそうです。百戦錬磨だった彼が、この1年は、2連敗。
2021年は、若返りの為に美容に目覚め、必死に老いと戦っていらっしゃったとのこと。
これは他人事ではありません。
『母が諦めた』
再婚に消極的な私の老後を心配していた母。
しかし、2年ぶりに会った母からは、
「バツイチも楽でいいよ!このまま再婚しなくてもいいんじゃない?」と、
なぜか慰められました。いや、諦められるとそれはそれで…。
この2年間、私は特に何も変わっていないだけに、
身近な人たちの変化に戸惑い、焦り、寂しささえ感じてしまいました。
次に会った時、姪っ子から無視されませんように。
シンジ君が結婚などせず、いつもの遊び人に戻っていますように。
母に、再婚とは別の希望を与えられますように。
切に願います。