なぜなぜ地獄
3歳の息子。
全てを拒絶する「いやいや期」が終わる前に、
今度は全てに疑問を持つ「なになに期」「なぜなぜ期」がやってきました。
今思うと、はじまりは可愛いものでした。
子「これ何?」
私「これはダンゴムシやで」
目につくもの全ての名前を知りたがってうんざりしましたが、
単に、文字を読んだり、物の名前を答えるだけで良かった。
現在は、新ステージ「なぜなぜ期」。
ある日、保育園から帰って寝るまでの数時間カウントした結果、
50回以上の「なぜ?なんで?どうして?」攻撃を受けていることが判明。
答えがわからない質問や、答えなどない質問、
そもそもその質問自体がよくわからない質問が延々と繰り広げられます。
子:「なんで僕はダンゴムシが好きやのに、ダンゴムシを嫌いな人が多いの?」
私:「なんでやろうなぁ~なぜやと思う?」
子:「なんで?なんで?(半泣きで付きまとい続ける)」
このなぜなぜ期について、育児本には、
「脳の成長に大切な時期なので、適当にあしらってはいけない」と書いていました。
返答は「正解」ではなく、子供が納得するような面白い答えなどでもOKとも。。。
良さげな答えが見つからず、
やりとりにも疲れてきたので調べたところ、
東京大学大学院の教授が発表した内容が出てきました。
(↓もし興味のある方は見てください笑)
なぜ現代人には虫嫌いが多いのか?―進化心理学に基づいた新仮説の提案と検証―
ただ、これも研究段階の発表。
今後、さらなる検証が必要だという記載がありました。
そんな内容、私に答えられるはずないやん!
今日も明日もこれからも
このなぜなぜ地獄を送る中で、
きっと私は、
今まで知りたいと思ったこともない、
興味を持ったこともないような事柄に
どんどん詳しくなっていくことでしょう。
そしてコロナが過ぎ去り、
立ち飲みに繰り出せるようになった頃には、
周りが興味のないうんちくを
延々と話し続ける人になっているかもしれません。