婚活と職業病 その⑦
食費がかさみます。
以前から、1人で食事をする場合は基本的に自炊で
外食も中食もほぼせず、仕事のある日はお弁当持参、という生活を送っていました。
コロナ前は週末に1度スーパーで買い物をすれば事足りていたのですが
4月に自粛となってからは週に2回も3回もスーパーに行っています。
単純計算で食費が2~3倍になっています。
どういうことか。
以前は、自炊をすると言っても、週に数回はデートで外食をしていたのが
自粛以降デートは基本オンラインに切り替わり(と言うかほぼしていない)
正真正銘3食自炊になったのです。
オブラートに包まないで表現すると、わたしにとってデートは
お相手を探すことを大前提としたタダ酒・タダ飯の場だったわけです。
そうしてデートという名の食事の機会を失ったわたしは
仕方なくスーパーに通う日々を始めるのですが
うちの目の前にあるスーパーは野菜の鮮度がイマイチなのです。
このスーパーで自分の身体の全てがつくられると思うと、なんだか心許ない…
しかも行く度にお菓子とかアイスとかをついで買いしてしまい
食費がかさむ上に不健康になりそうな気がする。
デートで散々外食していた人間が何を言っているんだ、とも思いますが
コロナ渦で、個人的に地味に1番困った出来事でした。
そこで始めたのが、野菜の定期便です。
どういうものかと言うと、週に1度、新鮮且つ低農薬の旬の野菜たちを
自宅に配達してくれるというサービスです。
スーパーで買うより高めだし、どれだけの費用対効果が得られるものなのか
とはじめは少し疑っていましたが
実際に届いた野菜を食してみると、パンフレットにある通り
新鮮、美味しい、甘い!(気がする)
すっかり魅了された私は毎週届く野菜を心待ちにし、
週末には野菜メインのおかずを大量に作り置きするようになりました。
野菜を消費するのが結構大変なので、その他の食材を買う必要がほぼなく
以前のようにスーパーに行くのは週1回で、少量のお肉やお魚・乾物などを買うに留まっています。
スーパーに行く回数が減るとついで買いも減り
食費はコロナ前の微増くらいでおさまっています。(たぶん)
ついでに毎回マイバッグで重たい荷物を持って帰らなくてよいのがすごく楽です。
そして、予想外にうれしいのが、体重が微減していることです。
焼肉とか焼鳥とか唐揚げとかフライドポテトとか
ジャンキーなものをほぼ食べていないので、当たり前と言えば当たり前ですが。
コロナが終息するまではこの生活が続くと思うので、無理せずダイエットが継続できそうです。
でも、また心置きなくデートでジャンキーな外食をしたい気持ちも
もちろん忘れていません。
今回改めてわかったこと
・野菜中心の食生活は、食費が微増、体重が微減する。
・自分のお金で食べても、誰かのお金で食べても、美味しいものは美味しい。
・俗に言う「経済を回す」とは、単に「自分のお金を使う」ということではなく
「お金を使う機会(例えばデート)を生み出す」ということである。
自分の行動がどのように経済と結びついているのか、理解を深めることができた出来事でした。