恥ずかしいやら、情けないやら
自動車免許を取得して早3年。先日、初めての免許更新手続きへ行ってきました。
初回更新者は違反者と同じ講習を2時間受けないといけないらしく、私は一度も違反していないのに何でよーとやや不服に思いながらも、片手に缶コーヒーを持って講義室へ。入り口で「缶は持ち込み禁止です。ペットボトルだけでお願いします。」と注意され、早速違反してしまいました。
講師は初老の女性。口調は穏やかでしたが、
「お昼ご飯を食べた後の講習は寝てしまう人がいますが、残念ながら、寝ていると判断した時点で退室してもらい、免許証の交付は出来ません。」
との厳しいお言葉。
缶コーヒー持ち込み女の汚名を返上する為にも頑張らねばと、真剣に講義を聞いていると、
「~~~だもんで、~~~」
「~~~だもんで、~~~」
「~~~だもんで、~~~」
気になる。ものすごく気になるその口癖のせいで、講義の内容は全く頭に入りません。
一度気になり始めたら最後、私は、配布された冊子の右上に正の字を書き、数え始めていました。
前半:38だもんで。
10分間の休憩中、「だもんで」でググると、静岡県の方言であることが発覚。
なるほど、静岡県出身なのか。プライベートで昨年静岡に行ったこともあり、少しだけ親近感を覚え、いざ後半戦です。
後半:40だもんで。
おかげで後半も集中力が途切れることはありませんでしたが、結局、78だもんでを獲得しただけの結果となってしまい、私は42歳にもなって何をやっているんだと、一気に情けない気持ちになりました。
帰りのバスで、講義中に配られた自己分析的なアンケートをやってみると、「日常生活のルールを守る、決められた事柄にきっちりと取り組む等の意識が低い」という結果になりました。ペーパードライバーで良かったと、心から思った1日でした。