ワーク充実 × ライフ充実 = 最強ビジネスマン
転職市場でも、もうすっかり浸透した【ワーク・ライフ・バランス】という言葉。
人材業界で働きながらお恥ずかしい限りですが、
私、つい最近まで、「残業減らしてプライベート充実!」みたいな認識をしておりました。
そんな薄っぺら~い理解の仕方だったので、ザ・昭和の申し子の私にとっては、
幼い頃から毎日午前様だった父と看護師としてバリバリ働く母の姿を見て育った私にとっては、
いまいち腑に落ちず…
でも、そんな私が、先日ついに、政府の取り組みである
【仕事と生活の調和(ワーク・ライフ・バランス)憲章】なるものを読んだのです。
*****************************************************************************
【 仕事と生活の調和(ワーク・ライフ・バランス)憲章 】
我が国の社会は、人々の働き方に関する意識や環境が社会経済構造の変化に必ずしも適応しきれず、
仕事と生活が両立しにくい現実に直面している。
誰もがやりがいや充実感を感じながら働き、仕事上の責任を果たす一方で、
子育て・介護の時間や、家庭、地域、自己啓発等にかかる個人の時間を持てる健康で豊かな生活ができるよう、
今こそ、社会全体で仕事と生活の双方の調和の実現を希求していかなければならない。
仕事と生活の調和と経済成長は車の両輪であり、若者が経済的に自立し、
性や年齢などに関わらず誰もが意欲と能力を発揮して労働市場に参加することは、
我が国の活力と成長力を高め、ひいては、少子化の流れを変え、持続可能な社会の実現にも資することとなる。
そのような社会の実現に向けて、国民一人ひとりが積極的に取り組めるよう、
ここに、仕事と生活の調和の必要性、目指すべき社会の姿を示し、
新たな決意の下、官民一体となって取り組んでいくため、政労使の合意により本憲章を策定する。
—————————————————————————–
※内閣府の「仕事と生活の調和」推進サイトより抜粋。
—————————————————————————–
*****************************************************************************
す、す、すばらしい!賛成!賛成!ワーク・ライフ・バランス万歳!(笑)
「仕事<プライベート」ではなく、「仕事もプライベートも両方充実」させることで、
多様な働き方を社会が受け入れ、労働市場の活性化を目指すものなのですね。
でも、今までと同じ働き方をして、単純に残業時間を減らしたり、有給取得を増やしたりするだけでは、
成果や売上が伴わなくなるのでは?
つまり、生産性を上げないと!
【生産性】ビジネスマンにとって、耳の痛い言葉です。
要は、削れるところは削り、注力すべきところに時間を割く、結果、仕事効率アップ!
会議が長すぎるとか、アナログなやり方を続けているとか、やらなくていい仕事をしているとか。
はい、心当たり、あります(笑)
私の周りにも、「仕事をしたくても、子育てとの両立に悩みなかなか踏み出せない友人」、
「毎日深夜まで残業するワーカホリックの知人」、「共働きなのに家事に参加してくれない夫に愚痴る姉(笑)」など、
仕事とプライベートの両立に悩み問題を抱える人たちは少なくありません。
人材業界で働く身として、転職エージェントを名乗る身として、
色んな働き方を提案できることが当たり前の世の中になるように、
まずは自分の仕事のやり方を見つめなおそうと思う、今日この頃です。