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青年の主張

今年も残すところあと少し。

 

この一年の写真をアルバムに整理していたのですが、

ほとんどが自宅で撮影したもの。

 

両親や友人らと食事をする機会もなく、

施設へ入所している祖母へも面会禁止で会いに行けず、

小さい子供に体験させてあげたい沢山のことも諦め…

 

楽しいはずのアルバム作りで

一年を振り返り少し複雑な思いにふけっていたその時、

 

ふとTVを観ると

NHK「青年の主張」が放送されていました。

コロナ禍で青春を奪われた全国の若者たちの“魂の叫び”

 

CAになる為にずっと頑張ってきた女の子。

いざ就職活動!というタイミングで採用凍結。

不採用ならまだしも、選考もしてもらえず諦めきれない…

 

大学の応援団に所属する男の子。

様々な試合が未開催となり

手のひらに血が滲むほど練習してきた応援が出来ない状況…

 

夢に向かって努力してきた若者の叫びです。

 

ただ皆、この思いを胸に前進していきたいと精一杯叫んでいました!

 

私の文章力では、この声を上手に伝えることが出来ないのが残念ですが、

非常に感慨深く…

 

私のしてきた我慢は、これほどの痛みを伴うものだったのかな?

 

医療系の人材会社で勤務している友人はいま、

医療現場の人材を確保するため

連日終電まで働き、休日出勤が続き、

年末年始ゆっくりすることもほぼ諦めている過酷な状況。

ただ、こうして仕事が出来ていることは有難いことだと言っていました。

 

ニュースで「我慢」という言葉を耳にする機会が多かったこの一年。

 

人それぞれ我慢への耐性・考え方は違うのかもしれませんし、

いつも、何でも、我慢することが正しいとは思いませんが、

 

今年は一つの行動に対して

いつも以上に他者への責任が伴うような一年だったなと思いました。

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