良いトイレットペーパーを使う飲食店は「美味い店」か?
先日、目覚めると凄まじい腰痛が。
元々腰は悪かったのですが、ついにきたか…。
「魔女の一撃」とはよく言ったものです。
会社の出勤スケジュールに「通院(腰が死にました)」と入力し、整形外科へ向かいました。
※その際、スケジュールを見た上司や同僚から、
「腰が死んだの?」と心配のLINEを頂きました。やさしい会社だ。
ひととおり診察や治療を受けたところ、先生から
「ただのギックリ腰だと思うけど、念のためMRIも撮ろうか~」と提案。
まぁ念のため…と、MRIを撮り終えて診察室に戻ると、先生がひとこと。
「ごめん、ヘルニアでした。」
ヘル…ニア…
hell…near…
地獄(hell)…に、近い(near)…?
地獄に近しい痛み、苦しみ、
そんな語源でもあるのでしょうか。
(全く調べてないです。適当です。)
20代にして持病をもつということに
それなりにショックを抱えていると、弊社の社長から「鍼が良いよ」と
先生を紹介してもらいました。
鍼のことは全然わかりませんが、とにかく腰は痛い。
藁にも縋る思いで受診してみることに。
当日、感じの良い先生が迎えてくださり、院内はアットホームな雰囲気。
ヒーリング系のBGMがリラックスを誘います。
ベッドの上で先生にお腹をぐっ、ぐっ、と押されていると
「これは肝臓が悪いですね…」とか、「最近睡眠不足ではありませんか?」とか、
何かが分かっていっている様子。
正直なところ、ほんまかいな…?という、
半信半疑な気持ちはありました。(占いを受けているみたいな)
しかもその後、院内のヒーリング系BGMが一旦ストップ。
どうした?と思うと、いやに溌剌な女性の声でこんなアナウンスが。
「Spotifyに有料登録すると、好きな曲を中断ナシで再生できちゃーう!!」
「あなたも有料プランに加入して、音楽を聴きまくろう!!」
あ、なるほど…。
院内で流しているSpotify、無料会員なのか…。
※Spotify無料会員の場合、数曲再生される度にこんな感じの広告が挟まり、
苛立ちから有料プランへの変更を誘導します。
「良いトイレットペーパーを使っている飲食店は、美味い店が多い」
なんて説を聞いたことがあります。
ちょっとした細かいところへかけるコストを惜しまない店は、
サービスの質が高い良い店だ、みたいな意味合いだったかと思います。
…それで言うとこれはどうなんだろう?
いや、ほんとに全然どっちでもいいんだけど、
さっきまでの、「ホワァ~ン」「フワァ~ン」みたいな感じの
ヒーリング系でリラックスする流れが途切れないですか??
そんなことを考えていると、初回の治療が終了。
別に有料プランにしても良いのでは…など、色々と疑問は残りつつ、
その時点では何がどう変わったのか、実感が湧きませんでしたが、、、
しばらく通い続けて、先日で5回目くらいでしょうか。
腰、めっちゃ良くなっています。
もちろん、日によって波はあるのですが、
明らかに痛みのレベルが下がっています。鍼スゲー!
ごめんなさい、先生。
BGMとか、本質とはかけ離れた、
全然どうでも良い部分を気にしてしまって…。
鍼のことを何も知らない私にも丁寧に説明してくださいますし、
とっても安心して通っております。
これからもよろしくお願いいたします。
トイレットペーパーに関係無く、美味い店は美味いです。