脱毛系男子になりました
私は今年から「ひげ脱毛」に通い始めた28歳男性です。
今は男の人も脱毛をする時代ですが、
まさか自分が脱毛サロンに通うことになるとは考えたこともありませんでした。
そんな私が脱毛に通い始めたきっかけは、
今年の6月に結婚式を挙げる予定なので、
「それまでに顔をキレイにしなさい」
と、妻に半強制的に連れて行かれたことでした。
通うことになる脱毛サロンは、
芸能人や人気YouTuber、さらに海外で活躍するアスリートも通うほどの人気店らしく
「もしかしたら有名人に会えるかも」
という田舎者丸出しの下心で、まんまとついていってしまいました。
(実際に有名人が来るのは東京の表参道や代官山にある店舗で、
私が通う心斎橋の店舗にはほとんど来ないことを知ったのは訪問した数日後でした…)
最初のカウンセリングでは、
「そこを脱毛される方はこのあたりの部位もする方が多いですけど、一緒にしなくていいですか?」
「今ここの部位の脱毛がキャンペーンで…」
という綺麗な女性スタッフの巧みな営業をなんとか切り抜け
「脱毛=痛い」というイメージがあったので
「できるだけ痛くないようにお願いします!」
と念入りにお願いをして、
その日は頬のひげ脱毛だけをしてもらいました。
施術後、スタッフの方に
「個人差はあるものの、効果が出るまで5~10回は通ってくださいね」
と言われ、
「え?1回で終わりとちゃうんか…」と渋々次回の予約をしてその日は帰宅しました。
そして数日後、変化に驚きます。
「あれ?最近ひげ生えるの遅くなってきたかも」
「1回だけでこんなにも効果出るんや!」
「ひげ剃りが楽になるってめっちゃ良いやん!」
気付けば妻よりも熱心に通うようになり、
頬だけでなく、あごの下などの部位も追加し、
わざわざこちらから言わなくても
「痛くないようにしますね」と施術してもらえる常連に。
「結婚式までの辛抱…」と嫌々始めた脱毛でしたが、
ひげ剃りのストレスが軽減され、
皮膚と心に優しい生活を手に入れ、
今では、
「ひげ剃りのストレス無いってめっちゃいいで!脱毛行ってみたら?」
「1回行ってみ?まぁ何回か通わな脱毛って効果出えへんもんやけどな。」
と脱毛を語るほどの脱毛系男子へと変貌しました。
まだ妻には言っていませんが、
結婚式が終わったら、次は夏に向けて足と腕の脱毛を始めていく予定です。