砂ズリを噛む力で、舌を噛んだ話
先日の夕食時、おもいっきり舌を噛みました。
実家から届いた採れたて新米
×
大好きな砂ズリを筆頭に大量に仕込んだ焼き鳥
いつもより気合いをいれて準備し、楽しみにしていた食事だったのに…
舌をかんだ瞬間、
ウッ…と声が出たが最後、
机に突っ伏すとはまさしくコレ!という状態で机に頭を付けて動けなくなりました。
次に顔をあげられる状態になった時にはもう、
口の中は美味しい砂ズリの味から一転、結構濃いめの鉄分味…
これまでにも勿論、
食事中に舌や頬の内側を噛んで、イッッ…タ~となることはありました。
が、今回は別格。
この時点で、
あっ…結構やってしまっているかも…と薄々は自分でも気付いていましたが、
まだ全容を把握できていませんでした。
苦しむ私を横目に、全く動じず黙々と食べ続けている夫に対し、
「大丈夫――――?!?!」と騒ぐ息子へ
「ヒ ハ ハンハ・・アハ笑(舌、噛んだ)」と言い舌をベーっと見せると、
お喋り息子が黙りました。
急いで鏡を見に行ったのですが、まさに惨劇。
どんどん湧き出る血。
傷口をみるために血を流そうと、口をゆすぐとさらに血が…。
後から知ったのですが、
舌を噛んで出血しているときにうがいをするのはNGみたいです。
あの、歯ごたえ×弾力のある砂ズリを噛む力で
思いっきり噛んでしまった舌はえらいことになってしまいました。
だいたい小指の先程度の面積がめくれて、一辺でつながっている状況。
舌が痛すぎて、首から上が全部痛いやん!という感じ。
舌の中央付近だったのはこれ幸いで、
端やったらちぎれてたんちゃうか! と思ったり。
あと、新米×焼き鳥ではなく、ビール×焼き鳥だった場合、
アルコールで血が止まらず、救急病院パターンもあったかもしれません。
その後、スマホで検索して
氷・キッチンペーパーなどを使い止血し、痛み止めを飲み、
まぁ何とかなるやろ~と思いはじめてふと頭に浮かんだことは、
「そうや、これブログに書こう」
この時の私は、翌日以降も、
ちょっと喋るだけ、ちょっと食べるだけ、
日常の本当にちょっとした口の動きで毎回激痛に苦しむ事態になるとは
考えてもいませんでした。
普段、舌を意識する機会ってあまりないですが、
今回のことで自分の舌が毎日どんなに頑張って働いてくれているか
かなり身に沁みました。