目指せ、脱ペーパードライバー。
お盆休み、実家に帰った際に車を運転する機会がありました。
友人に「これから車を運転します」とLINEしたところ、
下記のような返信がありました。
そう、私はひとたび車に乗り込めば、
そのまま事故死するのではないかと思われるほど、
ペーパードライバーなのです。
そう、適切な座席の位置もわからない。
私のペーパードライバーっぷりがバレたのは、友人たちと旅行をした時のこと。
少しばかり、私も運転を担当しました。
目的地に到着し、いざ駐車。
ペーパードライバーにとって、駐車は非常に難関です。
走る緊張。
しかも、きれいに整備された駐車場ではなく、
広い砂利に、なんか細くて見えづらいロープが引いてあるタイプ。
なんでよりによってこのタイプやねん!
一発できれいなポジションに停めることができず、
前に出て、ハンドルを切り直して、バックして、、、
もたもたと繰り返していたところ、助手席の友人が真顔でひとこと。
「〇〇(私の名前)はさ…、これからどうしたいん?」
今後の人生について、
壮大な説教が始まるのかと思いました。
これから(車体を)どうしたいん?という意図だったようです。
イライラさせてごめんね…。
最終的に全員でドアを開けてガッツリ目視確認し、
「左前輪よし!!!」「右後輪もOKです!!!」などと言い合いながら、
全力フルパワーで駐車を終えました。
この一件から、私のペーパードライバーとしての立場が確立。
以後、私の友人は「頼むから運転しないでくれ」という穏健派と、
「面白いから逆に運転させてみよう」という過激派に分かれることとなります。(どうでもいい)
思い返せば、教習所の段階から嫌な思い出ばかりです。
S字クランクが苦手だった私。
教官が「では、一度私の言う通りに運転してみなさい」と言いました。
「はい、ここで右に切って~…ストップ!行き過ぎ!」
「次は左~、今!アクセル踏んで!」
私としては指示通りにやっているつもりでしたが、
次の瞬間、なんか普通に脱輪しました。
少しの沈黙の後、教官が口を開きます。
「…なんでこうなったかわかるか?」
いや、わからん!!!
あんたの指示通りやってましたやんか!!!
当時は本当に意味が分かりませんでしたが、
今考えると、普通にへたくそで指示通りできていなかっただけだと思います。
才能ナシ。(プレバト)
ちなみに登場する教官の方々はイメージ画像です。あしからず。
仮免の試験当日もトラブルがありました。
担当の教官はやさしそうなおじいちゃん。
「緊張しないで、いつも通りがんばってね~」
よ、よかった…。
教官ガチャは当たりみたいだ…。
しかし、私のハンドリングがへたくそで、
カーブを曲がった後も出したウィンカーが付きっぱなしの状態に。
カッチッ、カッチッ、カッチッ…
早く手動でウィンカーを戻さなければいけなかったのですが、
私は緊張で気づいていなかったようで、しばらくそのまま走行してしまいました。
するとおじいちゃん教官が口を開きました。
「んん~?さっきから…なんか…、カチカチ…カチカチ…」
「ウィンカーがうるさいのぉ!!!!!!!!」
ひぃぃぃぃ!!!!すみません!!!!
おじいちゃん豹変。
なんとか合格できましたが、それ以来
「ウィンカー」と「一見やさしそうなおじいちゃん」はトラウマです。
あと、ついでに思い出しました。
免許合宿の最終日、教習所から駅までのバスになぜか置いていかれました。
発車時刻に遅れたわけではないのですが、
私と友人が乗り込む前に、全員揃ったと思ったのでしょう。
どんどん小さくなっていくバスを、ただ二人で眺めていたことを覚えています。
私たち…そんなに影、薄かったでしょうか。
ペーパードライバーとトラウマを克服できる日はいつになるのやら…。