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ロックフェスへの愚痴

大型ロックフェスへ行ったときのお話です。

 

普段は、数百人規模のこぢんまりとした音楽ライブに行くのが好きなので

いつもと違う雰囲気にワクワクしていました。

ちなみに、一緒に行った友人とは好みが違うので、一旦別行動しようということになりましたが

それっきり、終演の21時まで合流できませんでした。ほぼ一人フェスです(何で一緒に行った?)。

 

会場に着くと、人、人、人…

食事や飲み物を買うにも、バンドグッズを買うにも、USJくらい並びます。

しかも屋内と聞いていたのに、ステージ以外はほぼ外です。

ステージは3つに分かれており、ライブ会場自体はとても暖かいので、その温度差で風邪を引いてしまいそうです。

また、会場を行き来するにも、「上り」「下り」「入口」「出口」のように

明確に動線が決められているので、かなり動きにくいです。

食事を取るスペースも少ないので、仕方なく立って食べる人や、地べたに座る人も出てきています。

とにかく寒いので狭い室内スペースに人が群がり、トイレは数か所しかなく、大大大行列。

カオスです。

人が多すぎて、入場規制がかかり、そもそも会場に入ることができない場面もあり

会場の外で音漏れに耳を澄ましている時間は、さすがになんじゃこりゃって感じです。

 

そもそも、会場に対するチケット販売数が多すぎると思います。

これまで経験したロックフェスは、すべて屋外だったので

こういったストレスを感じることはありませんでしたが、屋内で、ましてや大阪市内です。

誰がどう見ても、キャパオーバーです。

 

かなり豪華なメンバーが揃っていたので、仕方ないのかもしれませんが

主催者側も音楽が好きで始めたイベントなら、利益とのバランスをもう少し考えてほしい…。

それに会場内には、だだっ広いデッドスペースや会議室がいくつかあったので

そこを休憩スペースにしたり、簡易トイレを置いたり、もっと快適に過ごせるような工夫ができるのでは?

でも、友人は毎年このイベントに来ているし、

隣のカップルは「来年も行こうね!」とか言いながら、イチャイチャしています。

場違いなのはわたしのほうで、やっぱり地下のライブハウスで、大人しくしているべきだったのかもしれません。

 

そんなこんなでブーブー言いながら、ウルフルズは絶対見たい!と思っていたので、

次の会場まで走ります。

奇跡的に、肉眼でアーティストの表情まで確認できそうなベストポジションを見つけ、

開演をドキドキしながら待ちます。

 

真っ赤なベロア生地っぽいスーツに身を包んだ、激渋なトータス松本さんが登場。

一瞬、わっと歓声が上がりましたが、バンド名を名乗ることなく、1曲目が始まります。

 

とにかく笑えれーばっ 最後に笑えれ~ば~♪

 

屈託のないストレートな歌詞と歌声に

なんか感動して、めちゃくちゃ泣きました。

 

あー、来て良かった♪(^^)♪

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