カラオケ行こ!
昨年末の話です。
みんなで今年の忘年会についてプランを話し合っている際、社長がひとこと。
「今年の二次会はカラオケにしようか!」
それを聞いて思わず、「やったー!!」と言ってしまった私。
そうなんです。カラオケ、けっこう好きなんです。
歌うこと自体、ストレス発散になるので好きですし、
何より「この人、こういう曲歌うんだ!」みたいな、
意外な一面が見れるのが面白いのです。
まぁ、、、自分が運動音痴すぎるので、
ボウリングとかフットサルとか、そういったスポーツ系の遊びを極力避けてきたために、
気付いたら参加する遊びがカラオケばっかりの学生生活だったという、
悲しい理由もありますが、その話は一旦置いておきましょう。
ですが、気楽に考えている暇はありません。
弊社、下は20代から上(社長)は60代と、幅広い年齢層で構成されています。
初めてのこのメンバー、いったい何を歌えば盛り上がるのか…?
カラオケ好きとは言ったものの、「好き」と「得意」はまた異なります。
誰も知らないような曲を自己満足で歌う訳にもいかない…。
とりあえず、Spotifyに歌えそうな曲をまとめたプレイリストを作成。
(このプレイリストの存在が、後に同僚にバレ、超恥ずかしい思いをするとはつゆ知らず)
かつ、学生以来の1人カラオケ(2時間)を決行。
加齢なのか、元々低い声がより低くなっていることに軽く絶望するも、
ある程度感覚を取り戻すことはできました。
さぁ、いざ忘年会カラオケ当日。
これってカラオケあるあるだと思うのですが、
「最初の一曲目を誰が歌うか」って、譲り合いになりがちじゃないですか?
まだ盛り上がる前の空気だし、ましてや「会社の同僚」です。
恥ずかしさもあるし、みんなどうしても様子見になりそう。
なので、そんな空気になった場合は、
「自分がこれを歌おう」という準備もあったのですが、、、
そんな不安はどこへやら。
一曲目から大熱唱する社長…
歌い踊るマネージャー…
合いの手を入れ、全力で盛り上げてくれる上司たち…
意外と甘い系の歌声だった体育会系の同僚…
いやちょっと待って。
思ってたのと違う。
終始、圧倒されるような熱量。
選曲も、懐メロから最近の流行りの曲までカバー。
かつ、知らない曲を歌っても受け入れてくれる懐の深さ。
最後はミスチルメドレーをみんなでマイクを回しながら大合唱し、終演を迎えました。
小藪が松本人志について、
「現場で一番先輩なのに、誰よりも声を出して盛り上げていた」
「笑いのセンス以前に、その姿勢がずっと売れている理由のひとつだと思った」
と言っていたことを、タンバリンを叩きながらふと思い出しました。(騒動前の話ですが)
キャリアを重ね、ベテランになろうとも、
カラオケでこれだけ盛り上がれるバイタリティ、楽しむ心、協調性、諸々…
自分も大事にしたいなと、ひとり感心しながら帰路についた、2023年の暮れでした。