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「正常性バイアス」が働かない

 

 

皆さんは、どんな小学生でしたか? 

  

今年から小学一年生になった息子は、 

かなり暴れん坊で、親の言うことには基本反発。 

  

その結果、一学期には、親子共々菓子折りを持って謝罪に伺う

という出来事が2度もありました。 

  

◇ 通学路にある、大きな植木鉢を完全破壊… 

  

ある日、いつものように学校へ息子を迎えに行った帰り道、 

女の子が近づいてきて私に言いました。 

 

「(息子)が、植木鉢を割ってそのまま逃げたで!」 

  

場所を聞いて急いで現場に行くと、 

直径50センチ超のどっしりと大きな植木鉢が並んでおり、 

その中の一つが完全にバラバラになり散らばっていました。 

  

すぐ家主に謝り、翌日も再度、謝罪の訪問。 

事件現場のお向かいに住んでいるおばあさんが

一緒になって謝ってくれるなど強い味方も現れ、 

何より家主が優しい方だったので、 

最終的には「採れたてのタケノコを煮ているから持って帰り~」などと 

声を掛けて貰うほど、とりあえずは円満に解決。 

  

それから数日にわたり、これからどうするかについて話し合い、 

悪い事をしたらまず謝る・報告するという方向で落ち着いたはずが 

その10日後・・・

  

◇女の子の肩を鉛筆で刺す…

 

ほぼ毎日、家か学校に忘れ物をする息子。 

「今日は忘れ物をしなかったー!」と

帰宅後に2人で喜んでいたところスマホが鳴りました。 

 

出てみると、小学校の副校長先生からの電話。 

どうやら息子が授業中、前の席の女の子の肩を鉛筆で刺したとのこと。 

  

ドラマで、何か良くない報告を聞いたときに卒倒しそうになるシーン。 

アニメで、一気に顔が青ざめて、背景も暗くなるシーン。 

おそらく、その時の私はそんな状態。 

  

今回もまた、幸いにもその女の子&ご両親が寛大な方々だったので、 

最終的には、「これを機に親同士も仲良くしましょー!」などと 

笑顔で許してもらうことが出来ましたが、

 

もし刺したのが、もっと取り返しのつかない場所であれば、 

より深刻な事態になっていたかもしれません… 

  

この他にもかなりの頻度で悪さをしては、反省せずにまたくり返す息子。

怒涛の一学期を振り返りながら、 

もうすぐ迎える二学期に、いま大きな恐怖を感じています (+_+) 

  

正常性バイアス。 

最近は南海トラフ地震関連のテレビで良く耳にしましたが、 

本来は「心の平穏を守るための機能」のようで、 

どうやら子育てでも「我が子は大丈夫!」と思ってしまう正常性バイアスがあるようです。 

  

ただ、うちの場合は良いのか悪いのかこの正常性バイアスが働く暇もなく、、  

また、あの謝罪の日々がはじまる予感… 

  

今回もこのブログ書くことにより、 

気持ちをあらたに、二学期を迎える勇気が持てますように! 

 

願わくば、いわゆる「育てやすいタイプの子」へと

少しでも良いので変身してくれますように…

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